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2014.10.15 Wednesday

冬ソナみたいなキスをして 濡れた瞳とマリッジリング

JUGEMテーマ:ねこのきもち
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《雫》

パパ、そろそろ冬支度を始めてもいい頃よね、今年の冬はなんだかとっても寒そう、でもどうやら灯油の値段もこのまま下がりそうもないし、今からじゃぁ薪ストーブも間に合わないし、なにかいい方法はないかしら?暖房代を出来るだけ安くするには家族の強力が必要なのよね〜。

《パパ》

そうだね、でも雫、みんなのところも同じだと思うよ、なんだかんだ工夫したって結局は暖房なしで冬は越せないんだから、お金がかかったって暖かく過ごせればいいじゃない、まさか部屋の中で毛布一枚ってわけにもいかないだろうし、それより雫、お外に知らない自転車が置いてあったけどあれはウチのなの?

《雫》

そうなの、粗大ごみに出してあったから拾って来ちゃった、ここまでピカピカにするのは大変だったんだから大切に使ってよねパパ!名づけて”お家もポカポカ、パパもポカポカ、どこまでも漕げよ号”よ、パパの事も考えて去年よりバージョンアップしてあるの、優月が一生懸命に電動モーターをつけてくれたから体への負担は半分になるし発電力は倍になるはず、可愛い子供たちを凍死させたくなかったらただただ漕ぐのみ、頑張ってねパパ!

《パパ》

え〜とえ〜と、自転車から至る所に配線が・・・台所でしょ、お風呂場でしょ、子供部屋でしょって、これ全部パパが一人で自転車を漕いで発電するの?んでもってパパはいつ寝るわけ?

                                                            ーおしまいー


ってなわけで、凍えそうな秋空の下、お家の中で消えそうになる電気を横目に見ながらパパさんは一生懸命に自転車を漕いだとさ、せめてどこかに蓄電させてあげてよねー!

さてさて、草木も眠る丑三つ時、じゃなかった、人っ子ひとりいない午後3時の田舎町、その叫び声はパパさん家からやまびことなって隣の村まで届いたのでした。

パパさんは台風で散らかったツタの葉を掃除していました、道路から玄関先に回るとなにやらおもちゃのヘビの様なものが横たわっているではありませんか、光の加減からか最初はヘビの抜け殻かと思いました。

でも、視線を先に進めて行くと舌をぺろぺろ出した頭があるではありませんか、体長は優に1メートルを超えていたと思います。

パパさんはすかさず一緒に掃除をしていた奥さんを呼びました、奥さんは首を傾げながらヘビに近づく事に、でもまだ気づきません、パパさんが箒の先をヘビに向けてもまだまだ気づきません。

そしてようやく視線がヘビを捉えたところで第一声、”キャーーー!”と悲鳴があがり、長閑な田舎に炸裂したのでありました、でもその悲鳴も山で毛繕いをする猿の手を僅かに止め、パパさん家の軒先で昼寝をする野良ちゃんの耳を微かに動かした程度にすぎませんでした。

よせばいいのにパパさん、調子に乗ってヘビと少しお戯れ、どうやら寒さで動きが鈍くなっているらしく簡単に箒の先にヘビをクルクルと乗せる事が出来ました。

こんなお戯れをしてしまったからにはパパさん、あとやる事はひとつ、後ずさりする奥さんめがけて”えーい!”と箒を振れば、そこには今まで見た事もないような綺麗な放物線を描いたヘビが、青空の中に吸い込まれて行ったのでした。

その瞬間でした、パパさんは生まれて初めて”山が動いた”のを見ました、だれがなんと言おうとあれは山が動いていました、そう、あの天をも引き裂く雷鳴よりも凄まじい第二声”キャーーーーーーーーーーーーー!”が山の形まで変えたのでした。

猿はみんなで寄り添い震えあがり、ニャンコの毛は逆立ちの逆立ち(ん?結局逆立ちか?)、空飛ぶ鳥は波動で気絶し落下者続出、お、恐るべし中国パワー!そいでもってパパさんはいそいそとお家の中に引っ込んだとさ、な、なんだこれ?

まぁ、全部本当の話ですけどね、ヘビのくだりは。

では、今日はこの辺で。

バイバ〜イ!








 
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2014.09.22 Monday

凍える指先 吐く息白く あなたの中で溶けてみたい

JUGEMテーマ:ねこのきもち
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《優月》

パパ、そんなんじゃダメだよ、もっと腰に力を入れて構えないと危ないって、それにほら、パパが割った薪はみ〜んな斜めになってるじゃん!もっと真剣に薪割りしてくれないとこの冬はみんな凍死しちゃうよ!

《パパ》

そんな事言ったって優月、これでもパパは一生懸命やってるつもりなんだけどね、それにこれだけあればもういいんじゃないの?十分に一冬は越せると思うけどな〜、だからちょっと休憩してさ、あったか〜いコーヒーでも飲みに行こうよ!

《優月》

なに言ってんのパパ、見てごらんよこの目の前に広がる景色を!どこまでも続く一本道に澄んだ空気と流れる雲、野に咲く蓮華草には明日への希望が、目を閉じれば気分はもうあの有名な銀幕のスター、”高倉健”じゃない!

《パパ》

え〜と優月、お言葉を返すようですが、目の前にはちっちゃなちっちゃな畑しか見えませんけど・・・それに蓮華草は春じゃないの?

                                                           ーおしまいー


ってなわけで、大きな切り株をテーブルにして家族6人でお昼ご飯を食べた後、パパさんと優月はまた、せっせせっせと薪割りに励んだとさ、因みにパパさん家は”玄関開けたら佐藤のご飯”(久々に聞いたー!)、どこまでも続く道などありゃしません。

さてさて、いつかは薪ストーブで生活してみたいパパさん、薪ストーブ自体は使った事も設置した事もあるので分かっているつもりではいますが、色々メンテナンスも必要となって来ます。

まぁ、一番大変なのは薪の入手といったところでしょうか、薪割りをしても今度は乾燥させなければならず、中途半端な乾燥のまま薪をくべると、ストーブの方がいかれてしまいます。

薪にも向き不向きの木があり、なんでもいいというわけではありません、でも、本当にあったか〜いんですよね、体の芯から温まり料理だって出来ちゃう、老後はニャンコと暖炉でお寝んね、なんてのがパパさんの理想です。

パパさん家の暖房は石油ストーブ、いわゆる対流型と呼ばれている物ですが、家が古いためすきま風がピューピュー、だからガンガン燃やして冬を過ごします、でもこの対流型、ほんとうにあっと言う間に灯油がなくなります、その分めちゃくちゃ暖かいんですけどね。

どうかあったか〜くしてお過ごしください。

では、今日はこの辺で。

バイバ〜イ!








 
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2014.05.24 Saturday

麦わら帽子にナナツの星たち

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《寒耐》

パパ〜、これな〜に?緑の葉っぱがいっぱいだね、寒耐は猫草が嫌いだけどこれなら美味しそうだから食べれるかも、よ〜し、ちょっとだけカジカジしてみよ〜と!

《パパ》

あ〜寒耐、ダメダメ、そんな先っちょをカジカジしたら大きくならなくなっちゃうからね、これはゴーヤって言うんだよ、夏にはたくさん美味しい実が生って食べれるし、カーテンみたいに日除けにもなるんだよ。

《寒耐》

わ〜いわ〜い!寒耐、ゴーヤが大〜好き!じゃあ夏まで我慢するね、だって、カーテンのある涼しいところでゴロ〜ンしながら、甘くて冷たくてとっても美味しいのが食べれるんでしょ?

《パパ》

う〜ん、そうだね、ちょっと違うけど、まぁ、いっか!とっても美味しいから楽しみにしてようね、寒耐のびっくりするような顔が今から目に浮かんじゃうな〜、きっとほっぺが落ちちゃうよ!

                                                           ーおしまいー


ってなわけで、寒耐に悪だくみをしているパパさんなのでありました。

ゴーヤの苗が役場からパパさんのところへ来たので、全世帯に行きわたるよう班長さんのところへお配りをしてきました。

毎年パパさんの部屋の窓に日除けとしてゴーヤを植えるわけですが、まあ、次から次へと食べきれないぐらい生ってしまって、夏の終わりにはゴーヤの蔓の片づけもけっこう大変だったりします。

先っちょを寒耐が食べたら大きくならないと書きましたが、実際にはそんな事はなく、カーテンの様に広げるには生長点を摘んであげると横から脇芽が出て来て、実もたくさんつける事が出来ます。

トマトなどは逆で、脇芽を摘んであげないと栄養が分散されてしまうため、どれが主枝か分からなくなる前に脇芽を摘んであげましょう。

トマトは一つ目の実をつけさせるのが大切、ミツバチに任せてももちろんいいですが、確実な方法は”トマトーン”を花に散布すれば間違いありません、これはホームセンターで買う事が出来ます。

トマトの花を指と指の間に挟んで、ちょうど煙草を吸う時の様になるわけですが、”シュッ!”と花にトマトーンをひと吹き、茎にはかけないように、二度散布は奇形の原因になるので一度だけ。

雨の日には脇芽を摘むことは控えましよう、摘んだ脇芽の跡が乾かないうちに色んな菌が入ったりします。

な〜んて、またまた家庭菜園、ミニミニ講座でした、ゴーヤは肥料を忘れないように、トマトは肥料少な目で。

では、今日はこの辺で。

バイバ〜イ!







 
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