2013.11.23 Saturday
南十字星
JUGEMテーマ:ねこのきもち

《雫》
やだパパ!どうしてそんなお顔の洗い方をしてるの?ちゃんと両手を使って洗ってよね、みんな真似するじゃない!
《パパ》
なんで?どこかおかしいかな?いつも通りのお顔の洗い方だよ、ナメナメしたお手てをお顔にこすり付けてキレイキレイ!ついでにお耳も頭も一緒にお手入れ。
《雫》
それとパパ、さっきおトイレに行ったらそのままだったわよ、結構お掃除大変だから忘れないように綺麗にしておいてね。
《パパ》
あれ〜、そうだっけ?パパ、おトイレに行ったらみんなに迷惑がかからないようにちゃんとしてくるんだけどね、だって、汚いおトイレって使う気がしないじゃない!

《優月》
パパ、またそんなコンクリートの上で、お姉ちゃんに見つかったら怒られるよ、”パパ、体が汚れるじゃない!”って。
《パパ》
なんで?どこかおかしいかな?いつも通りの背中のかきかただよ、冷た〜いコンクリートの上に背中をズ〜リズ〜リ、お手てを使わなくても万遍なく背中がかけるんだよ!
《優月》
それとパパ、お客さんが来た時に妙にそわそわしてあっちこっち走り回るの、やめた方がいいんじゃない?じっとしてる事は出来ないのかな?
《パパ》
あれ〜、そうだっけ?パパ、一応誰が来たのか確かめないと不安なんだよね、怪しいお客さんだったら”シャー!”って言う準備はいつもしているよ!

《寒耐》
パパ〜、なんで今日はご飯を残しているの?ちゃんと全部食べないと大きくなれないよ、ほら、みて見て〜、寒耐、全部食べちゃったんだから!
《パパ》
なんで?どこかおかしいかな?いつも通りのご飯の食べ方だよ、腹八分目に食べといて、またいつでも食べれるように少し残しておくよね。
《寒耐》
それとパパ、あんまり人のお顔をナメナメしない方がいいんじゃない?いくらその人の事が好きだからって、周りの人が見たらきっとパパの事”なにあの人、変態じゃないの?”って言うと思うよ。
《パパ》
あれ〜、そうだっけ?スキンシップのひとつだから普通だと思うんだけどね、親しい人にはたまにパパが捕まえた食べかけのおやつをあげたりするよ!

《優月》
パパ〜、朝だよ、ほら、目を覚まして、もう10分も猫パンチしてるのに今日は全然起きないんだから!
《寒耐》
パパ〜、起きて起きて〜、もう4時過ぎてるよ、今日のコーヒーは寒耐が淹れたんだよ、コーヒー飲んで急がないとブログを投稿する時間でしょ?
《パパ》
う〜ん、なんだ、優月も寒耐も早いね〜、もう起きてるの?パパ、夢を見てたよ、なんだか知らないけどパパがニャンコになっちゃったんだ、でも、夢で良かった〜!
《雫》
そうね、でも、なんだかすごく楽しそうだったわよ、じゃあ、お布団めくるから起きてね、あらパパ、お尻からなにか伸びてるけど、それなにかしら?
ーニャンコを愛してやまない人間か、人間が愛してやまないニャンコか、生まれ変わるならあなたはどちらを選びますか?ー
ー寒耐は生まれ変わるなら優月兄ちゃんがいいな!優月兄ちゃんは?そうだね、雫姉ちゃんかな!雫姉ちゃんは?そうね、寒耐かしら!え〜と、パパにも聞いてくれる?お・こ・と・わ・り!(滝川クリステル)
2013.11.03 Sunday
危険な賭け

《優月》
チョイチョイ、ズリズリ、チョイチョイ、頭ズッコン!パンチパンチ!ざ〜りざ〜り、ゴロニャンゴロニャン!チョイチョイ・・・
《パパ》
ええ〜い、分かりました分かりました、起きますとも起きますとも、午前4時、毎日の日課だもんね、あ〜、眠たい!
《優月》
パパ〜、お腹が空いて死んじゃうよ、夜中の12時から何にも食べてないんだから。
《パパ》
あのね優月、死なないから、それに夜中に食べてもうお腹が空いたわけ?パパ、信じられな〜い!

《雫》
パパ、寝つきは1秒とかからないのに寝起きは良くないわね、みんなご飯を待ってるんだから。
《パパ》
分かってますとも、でも、雫はズルいよね、優月にパパを起こさせて自分はご飯茶碗の前で待ってるんだから。
《雫》
あらパパ、家の事ぜ〜んぶやってるのは誰だったかしら?上げ膳据え膳は当然の権利よね!
《寒耐》
パパ〜、お腹さんと背中さんがくっついちゃうよ〜!

《優月》
雫姉ちゃん、パパを起こすのになんかいい方法はないかな?毎朝起こさなくても自分でビシッと起きてくれるのがいいんだけどね。
《雫》
あるわよ、”ビシッ”とじゃなくて”ビリッ”と起きてくれる方法が。
パパ、畑にイノシシ除けの電気柵を張ってるでしょ、あれをベッドに張りつけてパパが足を動かした時に感電するようにしておけばいいのよ。
《寒耐》
わ〜い、ビリビリビリビリ、パパのお体ビリビリ大作戦だね、でも、そしたらみんなの体もビリビリしちゃうよね?
《雫》
大丈夫よ、これから言う事よ〜く聞いてね!お姉ちゃんがパパのお顔にダイブしたら一目散にベッドの外へ逃げるのよ、分かったわね?

《雫》
じゃあ、行くわよ!みなさんお馴染の雫の”必殺顔面ダ〜イブ!”決まったわね!
《パパ》
おぇっ!効いた〜、また雫ですか、せっかくいい気持で寝てたのに、お〜、さむい寒い!足を布団の中に引っ込めなくっちゃ・・・
ドン!ぎゃぁ〜、ビリ・・ビリビリ・・ビリ・・ビリビリビリ・・・シュ〜・・・
《寒耐》
優月兄ちゃん、上手くいったみたいだね、だってパパの頭から煙さんが出てるもん、雫姉ちゃん、かっこいいね!これですぐ起きるでしょ?
《パパ》
(-_-)zzz (-_-)zzz (-_-)zzz
ーこの会話の中に、”パパ死んじゃうんじゃない?”って、一言も出てこなかったのはどういう事?−
ーたいして関心がないって事かしら、っていうか起きなさいよね!ー by 雫
2013.10.02 Wednesday
蚊帳の外

《雫》
おはよう、パパ!今日はいいお天気ね〜、お布団干したの?
《パパ》
そうだよ、ふかふかの方が気持ちいいでしょ。
《雫》
そうね、寒くなってきたからそろそろお布団争奪戦が始まるわね。
またパパの胸に抱かれて眠れるかしら?
《パパ》
その表現は誤解を招きそうだけど、パパもあったかいから大歓迎だよ。

《パパ》
優月はどこで寝てたんだっけ?
《優月》
パパのお股の間だよ。
今年はシーズンチケット買ったから独り占めさ、よろしくね。
《パパ》
なにも無理やりチケット買わなくても、ほかの場所がいっぱい空いてるのに。
《優月》
ダメダメ、費用対効果から考えてもパパのお股が一番の場所なんだ。

《パパ》
寒耐はパパとお寝んねするの初めてだから、どうしようか?
《寒耐》
あんまりお布団の中は好きじゃないから、パパのお顔の上でいいよ。
《パパ》
そうそう、ゆ〜くりと気を失いながらって、パパ死んじゃうじゃない!
《寒耐》
パパ、かっこいいね!

《パパ》
今年はね、体が痛くならずに眠れる方法を考えてるんだ。
《優月》
パパも大変だね、寒耐が仲間入りしたからもっと窮屈になるよ。
《寒耐》
パパ、がんばれ〜!
《雫》
そんなの簡単よ、パパひとりベッドの下で寝ればいいんだから。
《パパ》
そっか! ん?